手順を詳しく知る
社内印刷:カラー資料を白黒で試す:色に頼った区別を点検する
白黒化で失われる情報を先に洗い出し、文字・線・形の補助を付けて、読める資料かを確かめます。
こんな方に社内印刷の配布・部数削減・情報管理を担当する人
このページでできること色が伝える意味を洗い出し、白黒でも必要な判断ができるか試せる。
色が何の役割を持つかを分類する
社内資料の色には、装飾、強調、項目の区別、危険や状態の表示など異なる役割があります。単にカラーを白黒へ切り替えると、同じ濃さになった線や塗りが区別できなくなることがあります。まず、色がなくなると読者の判断が変わる箇所を拾います。
横浜市の印刷物のヒント集は、色だけに頼らず白黒コピーでも情報が伝わるか確かめる考え方を示しています。これは全ての文書を白黒にする指示ではありません。自社資料では、色が必要なページと、表現を変えれば白黒で使えるページを分けます。
確認する課題を資料の目的に合わせる
目で見てきれいかだけでなく、必要な回答を読み取れるかを試します。折れ線グラフなら系列の対応、進捗表なら状態、案内図なら経路を答えてもらいます。実際の出力条件で、利用する人が確認できる方法を選びます。
白黒化の機能確認票
編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。
| 箇所・ページ | 色が伝えている意味 | 白黒で困る点 | 補う文字・線・形 | 試した結果・判断 |
|---|---|---|---|---|
架空例では、色名を説明から外す
架空の社内進捗表で「赤は未処理、緑は完了」とだけ案内していた場合、白黒では状態を追えません。各行へ「未処理」「完了」を明記する案を試し、色は補助として残せます。元の業務で色名を使って指示するなら、表示を変えることを関係者へ共有します。
グラフでは線種や点の形、直接ラベルを使う候補がありますが、情報を増やしすぎて読みにくくならないかも確認します。会社の安全表示や規定された色の使い方に関わる資料は、印刷担当だけで色を変更せず、管理する部署に相談します。
一度の合格を全資料へ広げない
白黒で問題なかったのが表紙だけなら、細かな図があるページまで同じと判断しません。対象ページ、原稿版、機器、設定を残し、改訂で新しい図が増えたときに再確認できるようにします。カラーが必要な部分だけを残す案も、セットの扱いや機器の対応を確かめて選びます。
削減結果はカラー面数だけでなく、読解の誤りや問い合わせが増えていないかも見ます。白黒化が成立しなかった場合は理由を記録し、その資料を例外として扱います。色を残す判断にも根拠があれば、担当者が毎回同じ説明を繰り返さずに済みます。
参照資料と確認範囲
以下は制度・用語・公式の取扱いを確認した資料です。作業手順、比較の視点、記入例は当サイトの編集提案です。個別の契約・施設・製品には、その条件を確認して適用してください。
- わかりやすい印刷物のつくり方 ↗
確認日 2026-10-29 / 横浜市の平成30年4月改定のヒント集。掲載ページは2026年6月30日更新。色や文字に関する配慮を参照し、社内文書の一律寸法や合否基準としては用いない。

