手順を詳しく知る
印刷削減を測る前に:枚数・面数・部数の基準をそろえる
枚数の削減を比べる前に、紙の枚数、出力した面、配布した部数を区別し、同じ条件で記録します。
こんな方に社内印刷の配布・部数削減・情報管理を担当する人
このページでできること紙・面・部の数え方と測定範囲をそろえ、比較できる記録を作れる。
何を減らしたいかで数える単位を選ぶ
紙の消費を知りたいなら物理的な紙の枚数、配布の充足を知りたいなら資料の部数、出力の作業量を知りたいなら出力面数など、目的に合う単位を選びます。数字が大きいものを一つ選んで全ての効果を説明することはできません。
例えば架空の4ページ資料を10部、両面で印刷すると、本文の紙は20枚、印刷された面は40面、資料は10部です。表紙、白紙、失敗分があれば別に扱います。この関係を最初に共有すると、機器の表示と現場の数が違った際にも確認を始めやすくなります。
期間と対象をそろえて記録する
同じ一か月でも、開催した会議数や参加者が違えば使用量は変わります。試行前後で対象部署、資料、期間、含める機器をそろえ、行事の増減を注記します。正確にそろえられないときは、その差を説明した上で比較します。
印刷量の測定定義
編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。
| 測る項目 | 単位・数え方 | 対象・期間 | 取得元 | 含めない分 | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|
購入・出力・配布を混ぜない
購入した用紙の数は、在庫を増やしただけの分も含みます。機器のカウンターは、その機種や集計設定によって何を数えるかが異なるため、表示名と説明書を確認します。請求上のカウントを、そのまま紙の使用枚数へ置き換えないようにします。
出力記録に手作業のコピーや別部署での追加印刷が含まれない場合、測定範囲を明記します。不明な分を推定で埋めるなら実測と区別します。集計が難しい段階では、対象を一つの会議や定例帳票に絞って、記録できる範囲から始める方法があります。
作業時間と使い勝手も最低限残す
印刷量が減っても、資料の組み直しや問い合わせが増えれば、全体の負担は改善していないことがあります。計測項目を増やしすぎず、手配時間、追加印刷、利用者の困りごとなど、今回の変更で影響する項目を選びます。
試行後は元の定義で集計し、途中で数え方が変わった期間を混ぜません。単位の取り違えがあれば、都合のよい数字だけ残さず訂正します。比較条件がそろっていない結果は参考値として示し、確実な削減効果を確認したと表現しないことが大切です。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

