手順を詳しく知る
複数部署の印刷依頼をまとめる:共通条件と別管理を分ける
まとめて依頼しても、原稿の承認者や配布条件まで同一とは限りません。共通化する部分を選びます。
こんな方に社内の印刷依頼を受ける総務・営業支援・各部署の手配担当者
このページでできること共通化する印刷条件と部署別に残す承認・配布条件を区別できる。
部署別の行を残して共通項を見つける
複数部署の印刷をまとめるときは、最初に依頼を一件へ潰さず、部署ごとの原稿、版、数量、使用日、負担先、配布先を一覧にします。まとめる目的が受付回数の削減なのか、出力の段取り削減なのかでも、同じにする条件が変わります。
同じタイトルでも支店名や問い合わせ先が異なる資料は、別の原稿として識別します。共通の本文と部署固有の差込みを分けられる場合もありますが、組み違いが起こりやすくなるため、共通化の効果だけで決めないことが大切です。
まとめる条件と、残す条件を合意する
同じ版・仕様・時期の資料は一緒に手配できる候補です。一方、承認者、費用の扱い、配布先は部署ごとに残すことがあります。共通化のために遅い部署へ全件を合わせると、先に必要な部署が困ります。受付をまとめることと、同時に印刷することを分けて考えます。
| 確認する違い | まとめる前の判断 | 記録する単位 |
|---|---|---|
| 原稿の内容 | 同一版か、部署別版か | 文書番号と版 |
| 使用開始 | 先行分を分ける必要はあるか | 部署と使用日 |
| 承認 | 誰の承認でどの範囲を進めるか | 承認対象 |
| 数量・費用 | 内訳を後から説明できるか | 部署ごとの数量・負担先 |
集約担当は内容を勝手に統一しない
集約担当は、同じ条件をそろえる窓口です。異なる表現を自分の判断で直して統一すると、各部署が確認した内容から外れるおそれがあります。差があると分かったら、共通原稿の責任者を決めるか、別版のまま処理するかを内容側に判断してもらいます。
架空例として、本部と三支店が同じ研修案内を使い、支店だけ集合場所が異なる場合、共通本文は一本化しても集合案内は別にします。総数だけを印刷指示にせず、各版の部数と、どの束へ入れるかまで残せば、配布時にも照合できます。
締めた後の追加は差分として受ける
各部署の回答を締めた時点の一覧を保存し、以後の追加や変更は差分として受け付けます。更新された一覧を黙って上書きすると、印刷担当が旧一覧で動いているか分かりません。変更元の部署、対象版、増減数量、影響する受渡しを通知します。
配布後は、部署ごとの受領数と残部を回収し、集約により減った作業と増えた仕分け作業を確認します。集約そのものを目的にせず、問い合わせが一箇所に集中しすぎる場合は、共通の受付だけ維持して配布を各部署へ戻す選択もできます。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

