手順を詳しく知る
印刷手配を交代する:進行中の依頼と残る判断の渡し方
担当者が替わっても、何を待ち、どの版を使い、次に誰へ渡すかが分かる引継ぎを作ります。
こんな方に社内の印刷依頼を受ける総務・営業支援・各部署の手配担当者
このページでできること進行中案件の次の行動、未決事項、紙と原稿の所在を引き継げる。
完了資料より、止まっている理由を渡す
進行中案件の引継ぎでは、保存先の一覧だけでは足りません。受付済み、内容確認中、承認待ち、出力中、配布中など現在の位置をそろえ、次の一手と期限を明記します。特に未回答の質問は、質問相手と最後の連絡時刻まで残します。
過去のやり取りを全部読ませる代わりに、判断済みの条件と未決条件を分けます。原稿の版、数量、使用開始、配布先のうち、変更の可能性が残る箇所を目立つ位置へ書きます。引継ぎメモと原稿の内容が異なる場合は、どちらを根拠にするかを確定してから渡します。
案件ごとに次の行動を一つ書く
「対応をお願いします」では、新担当者が最初から確認をやり直します。「15時に人数回答を確認し、確定一覧を出力担当へ渡す」のように、条件と動作を組にします。判断を求める相手と作業をする相手も分けます。
進行中案件の引継ぎ票
編集部作成の記入用ひな形です。例示した条件や値は架空例です。実際の内容を入力してください。入力は送信・自動保存されません。移動前にCSV保存できます。
| 案件・使用開始 | 現在の版と状態 | 次の行動・予定 | 未決事項の相手 | 紙・ファイルの所在 | 引継ぎ確認 |
|---|---|---|---|---|---|
紙と出力中の仕事は現物も確認する
電子台帳が合っていても、机に置かれた束や機器に残る出力予定を見落とすと、二重印刷や混在が起こります。仕掛かり、完成品、保留品を見分け、担当者同士でどこまで処理したかを確認します。止めたジョブの再実行は、既に出た分を確かめてから行います。
架空例として、60部中40部まで組み終えた研修資料を引き継ぐ場合、「残り20部」だけでなく、40部の保管場所、未完成の部品、最後に確認した版を示します。数量が合わないときは、見込みで完了数を埋めず、不一致として次担当へ共有します。
受け取る側が再現できて引継ぎ完了
新担当者が、正本を開けるか、連絡先へ連絡できるか、次の締切を説明できるかを確認します。口頭だけで伝えた例外条件は書面へ戻し、依頼者には担当の変更と連絡窓口を知らせます。元担当への私的な連絡だけで案件が進まないようにします。
完了した案件は通常の保管場所へ移し、未完了だけを短い一覧に残すと毎日の確認がしやすくなります。長期休暇に限らず、日々の交代でも同じ項目を使えば、引継ぎのたびに別形式の資料を作る必要が減ります。
この手順について
このページの作業手順と記入例は、当サイトが編集した提案です。実在する店舗・企業の運用実績や、制度上の義務を示すものではありません。採用する際は実際の運用条件に合わせて調整してください。

